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なんでもないことです

Congratulations がんばれ

2024年3月31日の配信ライブをもって、SexyZoneが活動終了した。
Sexy Zone ONLINE LIVE - YouTube

ここまで明確に「ありがとうございました!終わります!」という意思表示のある終幕になるとは思ってはいなかったので、感動したし好きになって良かったなと最後に思うことができた。これは本当に大きい。
始まる前は一体どこの会場から中継されるのだろうと思っていたのが、蓋を開ければトークファンミでお馴染みの小さなスタジオからの配信で、正直なことを言うと思わず落胆した。
しかし配信が進むにつれて、この配信そのものがSexyZoneチームが出来る限りの愛で作り上げた場であり、メンバーはその愛でここまでやってきたんだと言うことがMCの端々からもはっきりと伝わってしまい、なんだか無性に泣けた。
やっていることも完全にセクラバを対象とした内輪の内容だし、YouTubeInstagramで無料配信をしてはいたけれど、これは大衆へのアピールというよりも少しでも多くのファンに伝えたいという意味の方が大きいのではないかとも思えた。
そして東京ドームみたいな大きなステージもド派手なセットも照明も演出もないけれど、このありのままのサイズで不器用だけどクソ真面目にしあわせを届ける姿こそが、私が好きになったアイドルだったなーと思った。

配信ライブ終盤でCongratulationsを歌っていたのも本当に良かったよね。ドームで聴いたCongratulationsとはまた別の意味を持つCongratulations。
グループのあらゆる節目に寄り添うこの曲が、SexyZoneにあって本当に良かった。
歌詞読んでみるとわかるけど、本当にドンピシャなんだよね。これを機にサブスク或いは配信の解禁がされるともっといいんだけれど、まぁいいか。

ふうま君の「(中島健人の脱退について)お前が止めろよって思っている人は沢山いるかもしれないけど、俺は止められなかった。だって曲がかかったらその日のコンディションがわかっちゃうような相手なんだもん。そんな人の決断を止めるなんてできなかった」みたいなアンサーを聴けたのも改めて良かった。これはこれまでのインタビューで何度も読んできたコメントではあるんだけれど、ちゃんと本人の口から聴けたのは大きい。
やっぱりシンメってふまけんのことなんだよね。私の中の辞書にはそう載っているし、これからも書き換えられることはなさそう。

そしてFC枠ではマリウスも合流して、メンバーもオタクも大好きな5人のSexyZoneとして終わったこと。
こんなオタクの夢みたいなことある?って思うけど、オタク以上にメンバーが5人でいることに価値を見出していたことがありありと伝わってきて言葉にならなかった。
セクシーローズを持ちながらデビューした5人が、最期にそのデビュー曲を歌い、セクシーローズを置いて終わった訳だけど、アイドルグループの終わりとしてとても美しかったと思う。
きっとメンバーにとってもオタクにとってもスタッフにとっても、SexyZoneというグループは大切な思い出で宝物になれたはず。
ありがとうSexyZone。
お疲れ様でした。幸あれ。